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週刊SPA! [高坂昌信]

会社の人が教えてくれました。「今売っている週刊SPA!に戦国時代についての記事がかかれているよ」、と。
で、見てみました。タイトルは、、、

結婚するなら今話題の[戦国ギャル]を狙え
http://spa.fusosha.co.jp/weekly/ent_7026.php

うゎー、SPA!っぽいタイトル。。Web、TVと続いて雑誌での戦国ブームの紹介です。

なんでも世の中では「武将交流会」というイベントがあるらしく、参加者の半分以上が女性で20代がメインらしいです。そのイベントは箱の中から武将の名前が書かれたシールを抽選形式で引いて、その引き当てた武将の名前で呼び合うとのこと。そのイベントの参加者のコメントが書かれています。

「戦国BASARAで興味を持ったのがきっかけ 森蘭丸さん・23歳」、そんなにゲームの戦国BASARAの影響ってあるんだー。
「今度の関ヶ原のイベントにもいきます 安国寺恵瓊さん・26歳」、この前ズームインでやっていたイベントのことですな。ていうか安国寺恵瓊ってどう考えてもハズレくじですよね?そのイベント中「えけいさん」なんて呼ばれるくらいなら私は家に帰りますが。。
「マニアックな戦国ギャグについていけるよう勉強しなきゃ 伊達政宗さん・23歳」戦国ギャグ??そんなギャグがあるのですか?

まだまだ知らない歴史の世界があるんですねー。

その他、皆さん御存知の「時代屋」(http://www.jidai-ya.com/)の戦国ギャルの分析、「戦国BASARA」のメーカーのコメント、このブログでもおなじみ「歴史街道」の編集長のコメントが載っています。「歴史街道」の女性読者は半数に迫る勢いとのこと。へー。 

その中で究極の戦国ギャルが紹介されていました。なんでも彼女は「炎の蜃気楼」という小説に出ていた高坂昌信に興味を持ち、好きが高じて山梨の大学に進学して、合戦跡地や資料館を巡る武田一色の4年間を過ごしたとのこと。「(山梨に)ついた初日は深呼吸して、昌信と同じ空気吸ってるわって!!(笑)」ほー。

そんな高坂昌信ですが、もともとは農民出身なんですよね。かなりイケメンだったらしく、武田信玄のアッチのお相手役だったのは有名な話です。信玄から昌信へのラブレター(?)がいまでも残っているとのこと。。もちろん昌信は信玄に気に入られていただけでなく有能であったのは上杉謙信への睨みをきかせるべく、川中島近くの海津城代を信玄死後もずーっとしていたのはその証拠になっていると思います。そんなわけで、海津城を守っていた昌信は、多くの有能な家臣が死んでしまった長篠の戦いに参加しておらず、信玄以来の有能な家臣の中でほぼ唯一の生き残りとなってしまいました。その後対織田への戦略として上杉との同盟に奔走したと言われています。でも2代目のお坊ちゃま(勝頼)は爺(昌信)の言うことを煙たがっていたらしいです。ちゃんということ聞いていれば歴史が変わっていましたかね?

というわけで上記の山梨に進学した戦国ギャルはもしかしたら、山梨にいるより昌信が長年いた海津城のある長野に住んだほうが昌信とより同じ空気を吸うことができたかもしれませんね。

そういうこといったらいけないか。。

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コメント 2

Nishi

面白そうですね♪
by Nishi (2008-10-30 22:39) 

fuzzy

Nishiさんいつもコメントありがとうございます。どうやら去年の大河ドラマ「風林火山」でGacktが上杉謙信役をやっていたのは、この戦国時代好きの女性ファンを惹きつけるためだったみたいですよ。
by fuzzy (2008-11-01 12:06) 

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