SSブログ

蛇衆 [鷲尾嶬嶄]

今日は「蛇衆」という本を紹介します。この本は第21回小説すばる新人賞を受賞した作品で、各方面から高い評価をうけている戦国時代のフィクション小説です。

戦国時代のフィクション小説は難しいですよね。だいたい忍者が主人公なんですが、「蛇衆」は蛇衆という傭兵集団が主人公です。

で、書評なんですが、、、

三十路過ぎた歴史好きのオッサンには面白さがわかりませんでした。。
「里見八犬伝」や黒澤明の「蜘蛛巣城」、「乱」によく似た設定に福井晴敏の小説によくある意表をつく仕掛け。。
もしかしたらもっと年齢層が低い若者を読者ターゲットにしているんですかね?どんな読者に読まれたいのかがあまり見えてきません。。歴史好きなのか、アクション好きなのか、、、強いていえば映画化を狙っているじゃないかな、と。女の子を含む傭兵集団であればいろいろな俳優を配役できますしね。。

でも、話の流れはしっかりしています。
設定を室町末期にしたのがよかったですね。どんな優れた傭兵も鉄砲が広まった後だったらこんなに超人的な活躍はできないでしょう。

あ、鷲尾嶬嶄が誰かって?
「蛇衆」を読んだらわかります。。

↓戦国時代ブログランキング参加中!
にほんブログ村 歴史ブログ 戦国時代へ
にほんブログ村







nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。