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家康の子【つくづく運の悪かった結城秀康】 [結城秀康]

はぁぁ、またも更新が遅くなり。。

ちょっと前のNHK「歴史秘話ヒストリア」でこんなのやってました。

オヤジって大変だ ~天下人・家康と子どもたち~
http://www.nhk.or.jp/historia/backnumber/215.html

この番組では、徳川家康の子供である信康、秀康、秀忠の人生について放送してましたが、たまたま同じタイミングで植松三十里氏の「家康の子」を読んでいました。
617NahOx6kL.jpg


結城秀康をテーマにした小説は初めて読んだ気がします。秀康の人生についてはだいたい知っていたと思ったものの、新しく知ったことがありました。

・秀康は魚のギイに似ていたから家康に嫌われたのではない。

秀康は、家康が”手をつけた”奥女中の於万の方の息子なのだが、このとき秀康は双子で産まれたらしく、戦国時代は双子を忌み嫌っており、そのために家康から冷遇を受けたとのこと。

ちなみに秀康が産まれた場所は今でも残っているらしいです。(建物は後の時代のものですが。。)

中村家住宅
http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/bunkazai/shitei/yuto/yuto/nakamurake.html

その後、秀吉の養子になりながらも秀吉に鶴松が誕生すると結城家に養子に出されたり、関が原の戦い時には上杉景勝の牽制役として戦いに参加できず、弟の秀忠が2代将軍になってしまい、34歳の若さで亡くなってしまうなど、なんとなく運の悪かった武将としてのイメージが強いですね。

大変に優秀な武将だったらしいので、秀吉がもう少し秀康のことを大事にしておいて、秀康が長生きしていれば豊臣、徳川両家の橋渡し役として、豊臣家は滅亡しないですんだのかもしれません。

今回、植松氏の小説を初めて読みましたが、氏が女性ですから、不幸な生い立ちの秀康を見る母親の目線に重きを置いた内容だったかなと思います。



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