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戦国武将列伝10月号【宇喜多直家のお父さんは?】

8月末に2ヵ月に一度のお楽しみ、戦国武将列伝の10月号が発売しています。
http://www.leed.co.jp/book/b919.html

今号の短編マンガはイケメン五大老宇喜多秀家のお父さん、宇喜多直家を題材にしたもの。

下克上の例としては北条早雲、斉藤道三、松永久秀そして宇喜多直家が日本三大梟雄として挙げられてますでしょうか?でもその中で直家は奥さんの実家を騙して攻め殺したり、鉄砲を使って暗殺したりと戦国時代とはいえやり方が少々えげつないので「好きな戦国武将」としてあんまり名前が挙げられない武将ですね。

そんな直家はえげつないことをしてまでのし上がる必要があった理由が、今回の漫画の題材になっています。
直家のおじいちゃんを能家といいます。この能家は守護代の浦上氏のもとで有能な武将として仕えていたのですが、同僚の島村貫阿弥に領地の砥石城を攻められ能家は自害し、子供だった直家は城から落ち延びました。

直家は宇喜多家の再興と島村貫阿弥へのおじいちゃんの恨みを晴らすためにえげつないことをしてまで成り上がっていったんですね。そして25年後に直家は貫阿弥を討って見事におじいちゃんの恨みを晴らしました。

さて、、、

直家は砥石城から落ち延びたんですが、子供一人で落ち延びたのではなくお父さんと共に落ち延びています。
直家のお父さんを興家といいます。

興家と直家は城を落ち延びた後、備前福岡の豪商で能家の配下だった阿部善定のもとでひっそりと暮らします。実はこの興家に関する情報が残っておらずどういう人物だったかがわからないのですが、どうも2説あるようです。

①もともとダメ人間だった興家は、宇喜多家の再興など全く考えないで現状の生活に満足し、しかも阿部善定の娘を嫁に娶って数年後に死亡

②宇喜多家の再興を考えていたが、それを考えていることがわかると島村貫阿弥に目を付けられてしまう可能性があるため、全く興味がない素振りを見せて、直家に託した

う~ん、どちらだったんですかねぇ。。。歴史の謎です。


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