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まぼろしの城【沼田万鬼斎ってすごい名前。。】 [沼田顕泰]

今日は池波正太郎の「まぼろしの城」という小説をご紹介します♪

この小説の主人公は沼田万鬼斎という戦国武将が主人公です。まぁーマイナー武将です。
で、万鬼斎をご存知でない方でも沼田という名前がついていることから、上州沼田城主というのはなんとな~くわかるかもしれません。この沼田という地は上杉、武田、北条の間に挟まれた非常に重要な地だったんですね。

ところが、この小説にはそれらの敵との戦いの話はほとんど出てきません。戦国武将の話なのに。。
実はこの小説は沼田家のお家騒動の話です。上杉、武田、北条に囲まれそんな場合ではないのに。。。

そして最後に真田昌幸が出てきます。昌幸がどうやって沼田城を手に入れたのかが分かります。
そしてなぜ「まぼろしの城」というタイトルなのか。。

池波正太郎といえば大作「真田太平記」が有名ですが、昌幸の謀略を発揮するその序章として読まれると面白いかと思います。沼田万鬼斎が主人公なんですが、実は昌幸をある意味持ち上げるための当て馬的武将だったんですね。でもこの小説を読んだらなんだか情けなくてかわいそうとは思いませんよ。

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コメント 2

ノリパ

真田太平記読みました、池波正太郎先生のファンです。でも、
知らなかったです。探して読んでみます。ありがとうござい
ます。
by ノリパ (2010-11-14 09:39) 

fuzzy

ノリパさん、コメントありがとうございます!ノリパさんの読書の秋に貢献できましたら幸いです。私も池波正太郎先生好きです。
by fuzzy (2010-11-16 00:24) 

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