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長野業政【信玄も氏康も退けた上州の隠れた名将】 [長野業政]

いや~まさか長野業政の小説があるとは思いませんでしたよ~。

業政(業正とどっちが正しいのですかね?)はメジャーの武将でありませんが、fuzzyの好きな戦国武将ベスト10にランクインしています。

メジャーでない点は他の戦国武将と比較してちょっと前の世代の武将だった(1561年死去)点と純粋な戦国大名だったわけでなく、関東管領の上杉家の重臣というポジションだった点が挙げられます。

業政は上州箕輪城を拠点にした武将で関東管領の上杉憲政をサポートしていました。この憲政っているのがしょーもない愚将だったこともあり、関東での勢力を北条氏康に奪われつつありました。あの川越夜戦では業政も上杉軍で出陣しており、長男を戦死させてしまうんです。

部下の離反が相次いだ憲政はとうとう本拠地の平井城捨て、越後の長尾景虎を頼って去ってしまいした。残された上州の各武将は北条、武田の支配下となる中、業政は近隣の親族と共に上杉謙信のサポートで武田、北条と対立しました。武田信玄には6度に渡り箕輪城を攻められましたが、全て撃退。信玄に「業政が生きている限り上州の攻略はムリ」と言わせたほどです。
そんな業政でしたが、寄る年波には勝てず永禄4年(1561年)に死んでしまい、三男の業盛が後を継ぎましたが、5年後に武田の大軍の前に箕輪城は落城。業盛は自刃します。まだ19歳の若さでした。。

この小説は武田信玄に攻められるところから、箕輪城の落城までが中心の話でしたが、できればもっと若いころの業政の活躍が読みたかったです。

ちなみに柳生宗厳にも勝った剣聖上泉秀綱は長野家の家臣として最後まで箕輪城を見捨てることなく、落城後に信玄の勧誘も断り、剣術修行にでました。

なんか箕輪城行ってみたくなりましたよー。


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