歴史街道8月号【恐るべき四男坊、島津家久】

久々のブログ更新です。毎日暑い日々が続いてますね。。

既に新しい号が出てしまったのですが歴史街道8月号の第2特集は「島津家久と釣り野伏」でした。
島津家久は早死してしまったためマイナーですが、かなりの猛将です。

島津家久は島津貴久の四男です。お兄ちゃん達は有名な、義久＆義弘そして歳久。実は家久はこのお兄ちゃん達とはお母さんが違う異母兄なんですね。

家久は日向佐土原城主として、大友宗麟軍を破り大友軍の多くの武将を討ち取った耳川の戦い、竜造寺隆信を敗死させた沖田畷の戦い、長宗我部信親、十河存保を敗死させた戸次川の戦いと、数に劣る戦いにおいて釣り野伏の戦法を用いて、九州で島津家の領土拡大におおいに貢献しました。

この特集では沖田畷の戦いと戸次川の戦いにおける釣り野伏を図解しており、非常にわかりやすいです。「釣り野伏」はこのブログでも何度か出てきていますが、囮部隊がわざと負けて逃げ、敵が追ってくるとその敵を伏兵が取り囲み殲滅させるといった失敗すると大ダメージを受けるという結構ギリギリな戦法なんです。
これに何度もひっかかっちゃうんですよね。。

そんな家久は戸次川の戦いの後、豊臣秀吉の九州進攻で日向から進軍してきた豊臣秀長と単独講和を結びますが、その直後に急死してしまうんです。そのため秀長による毒殺説もあるんですね。謎です。。

ちなみに、関ヶ原の戦いで島津義弘の敵中突破の際に身代わりとなって死んだ島津豊久は家久の長男です。

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タグ：釣り野伏 島津家久